このリノベーション会社が気になる!

インタビュー| renoverocca? 麻布十番

接客、デザイン、施工、暮らしのすベてに満足を。

理想に応え、叶える「リノベ屋」のこだわり

リノベーションを成功に導くためには信頼できるパートナーとの出会いが不可欠だ。住む人の理想やこだわりを共有し、あらゆるデザイン、素材、施工技術を駆使して想像以上の家づくりを約束する、それがrenoverocca?だ。

 物件探しからプランニング、現場管理、引き渡し後のアフターケアまで、リノベーションに関するすべての工程を一貫して請け負うスタイルで「リノベ屋」という概念を作り上げてきたSOZO FACTORY。創業から15年という節目を迎えた今年、次のフェーズに向けて新たな一歩を踏み出すという。

「renoverocca?を中心にブランド力を高め、お客様によりよい暮らしを提供するリノベ屋としての地位をしっかりと掴んでいきます」

 代表の永吉一成さんは、今後の展開についてそう語る。

 renoverocca?は港区を拠点に、ハイグレードな暮らしを提案するリノベーションブランドだ。創業と同時にスタートしたこのブランドには、永吉さんのリノベーションに対する理想が凝縮されている。

「ただ安くキレイに直して住めればいいではなく、『こんな家に住みたい』『こんな暮らしがしたい』というお客様の想像を形にし、実現するのが真のリノベーション。renoverocca?では、王道のボリュームゾーンにはおさまらない、お客様個々の尖ったこだわりに対しても細かく対応しています。ただ想像を忠実に形にするだけではなく、それを超える提案ができるのが、このブランドの強みです」

 リフォームするだけではない、設計するだけでもない。ワンストップですべての工程を請け負うリノベ屋だからこそ叶う仕事。そこを改めて打ち出していくことで、ブランド自体の価値も上がり、リノベ屋としての認知も上がっていく。目指すのは「東京のリノベ屋といえばrenoverocca?だね」と言われるまでにすることだ。

 そのためには、個々のスキルアップも重要な課題となるが、すでに現在、社員のモチベーションは非常に高い。

「『どうせやるなら、できる側に』という僕の言葉をスタッフはしっかり受け止めてくれている。ありがたいことです」

 と永吉さん。そしてその姿勢はお客様だけでなく、会社全体によいサイクルを生み出すと信じている。

「大変だと思いますが、今が頑張りどき。あえてリノベーションを選ぶお客様は確実に増えています。そういう方々に丁寧にアプローチしていけば、必ず会社として進化できるはずです。将来的には私たちの仕事をかっこいいと憧れてもらえるような会社にしたいですね」

 組織は進化しようとも人のつながりを大切にするという根幹は揺るがない。これからもお客様と一緒に楽しみながら、想像を超える暮らしを次々と生み出してくれることだろう。

 

STAFF VOICE

新井小春さん(デザイナー)

お客様ファーストの思考で質の高いデザインを生み出す

デザイナーの仕事で私が大切にしていることは、ご希望だけでなく、ご自身のことまでヒアリングし、埋もれている要望を引き出すことです。伺った内容は必ず図面に落とし込んでから、アイデアを膨らませます。ご提案するのは3案ですが、実際はもっとたくさんの案を作って検討していますね。現場に出て得た知識も活かし、相手に伝わる図面作りを心がけています。この業界に入った頃は、デザインが楽しい、自分自身を成長させたい、そんな思いもありましたが、今はひたすらお客様ファースト。喜んでいただけることが、何よりも嬉しいことです。私が担当でよかったと思っていただけるよう、質のいいデザインや暮らしを届けることに貪欲でいたいです。

リアルとデジタルが融合する未来型の空間を提案。

 

小井圡加奈さん(デザイナー)

「叶えるリノベ」は、お客様との信頼関係づくりから

お客様には一緒に創り上げる楽しさを感じていただきたい。それが私のモットーです。「リノベして本当によかった」と心から言っていただけたときに、この仕事へのやりがいを感じます。そのためには、お客様との信頼関係が重要。私の場合は第一印象も大切にしていて、服装に気を遣ったり、打ち合わせでは曖昧なことは言わず正直にお話ししたりと、デザイン以外のちょっとしたことにも気を配っています。入社してからは、毎日が発見と驚きの連続。勉強しなくてはいけないことが多くて大変なこともたくさんあります。でも、一見実現が難しいものでも、発想や現場との協力次第でお客様の要望を実現できたときは本当に楽しい! 新しいことをどんどん身につけて、提案力を高めていきたいですね。

お客様の好きなグリーンをキーカラーに、インテリアは北欧風にまとめた。

 

青柳めぐみさん (ディレクター)

丁寧な仕事とチーム力で、どんな要望も実現可能に

ディレクターの仕事は多岐にわたります。プランニングの主役はデザイナーですが、私たちももちろん打ち合わせからアイデアを出しますし、着工後は現場を管理する中心的な役割を担います。現場では進行に伴い問題が出てくることもあり、どうしたら実現できるか、職人さんたちと解決策を考えるのは大変ですが、楽しい作業です。この会社には、お客様との距離の近さや少人数ならではの可能性の幅広さに魅力を感じて入社しました。宅建士の資格を活かし、物件探しから担当することもあるので、最初から最後まで担当できる今の環境には、とてもやりがいを感じています。今後もお客様と一緒に楽しみながら、人と人としてつながれるような、丁寧な仕事を心がけていきたいです。

お客様が希望する「ノイズレスな空間」を形にするため、職人と密に対話し、質の高い施工に導く。


麻布十番、広尾、六本木など港区を中心にハイグレードなリノベーションを専門に行うリノベーションブランド。現在は麻布十番と創業の地・北千住に拠点がある。