Web版ショールーム探訪Miele(ミーレ)

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凛とした空気感が漂う 感じて試せる、ギャラリー的空間

今年3月にリニューアルオープンした「ミーレ・センター表参道」。
ミーレの世界観がより鮮明になり、訪れた者にインパクトを与える。

text_ Haruko Hamahori photograph_ Nobuyuki Umeda

表参道駅から南青山方面へ歩く。根津美術館のある交差点の一角、通称「美術館通り」に「ミーレ・センター表参道」はある。地下1階、地上3階、各階は一枚の大きなフロントガラスがはめ込まれ、ファサード周辺は木材をオブジェ的に配し、一度見たら記憶に残る佇まいを誇る。
創業100年を超えるドイツの家電ブランドのフラッグシップショップ。そう聞くと敷居が高い印象を受けるが、内装設計はお隣の根津美術館を手掛けた隈研吾氏が担当。21世紀の住空間をテーマに設営している。
「具体的に商品の購入を検討されている方もいらっしゃいますが、それ以外の方も多くいらっしゃいます。通りすがりにお越しいただいて、それをきっかけにミーレを知っていただければ嬉しいです」
そう語るのは宣伝広報課、PR担当の須崎ゆかりさん。実際、第一印象を決定づける1階フロアには、ミーレの世界観を表現するべく、ハイエンドモデルが多数展示され、日本未発売品もあえて置かれている。中華鍋の鍋底に合わせてくぼんだIHヒーターをはじめ、活性炭内蔵のUFO型や、使用時のみフード部が広がるレンジフードなど、近未来のキッチンシーンを前に、自然と気持ちがワクワクしてくる。
背面の壁にはエスプレッソマシンやスチームコンベクションオーブン、ワインセラーなどの設備機器を整然とビルトイン。洗練されたキッチン空間も、すべてがこれから≠フ参考になりそうだ。
全フロア約80台の展示品のうち半分は稼働し、2、3階フロアはより「使う」ことを意識した展示になっている。「アート・オブ・リビング」をコンセプトに、有名シェフや料理研究家を招いての料理教室や、リーデルとの異業種コラボレート企画など、多彩なイベントも開催。それを目的に訪れる人も多いという。
「ドイツのライフスタイルや文化を、ワークショップ形式で提案していけたらとも考えています」(須崎さん)
街のコミュニティスポットとしての活躍にも、期待が高まる。

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料理教室も開催される2階は、三角形のアイランドキッチンが圧巻。

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引き出しを開けると電気クッカー! 未来を予感させる新型モデル。

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イメージビデオが流れる地下1階フロアは照明を落とした重厚な雰囲気。

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根津美術館の向かいにあるショールーム。印象的なファサードに引き込まれる。


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ミーレ・センター表参道

東京都港区南青山4-23-8
TEL 0120-310-724
OPEN/11:00〜18:00
CLOSE/月曜(祝日の場合は翌日休)
ACCESS/東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道」駅