Web版ショールーム探訪intellex(インテリックス空間設計)

photo



ステンレスキッチンを究める 知る人ぞ知る駅近の穴場


図面に○pと書かれていても今ひとつわからないサイズ感。
頭の中のモヤモヤがすっきりする、ショールームの誕生だ。

text_ Haruko Hamahori photograph_ Nobuyuki Umeda

「インテリアストリート」の別名をもつ目黒通り。その通り沿いに建つインテリックス空間設計の本社ビル2階に、2013年8月、ショールームがオープンした。広さは約145m²。中古マンションの設計・施工を年間千件以上は手掛けており、その実績から生まれたセレクト型リノベーションサービス「ちょうどいいリノベーション」を体感できる場となっている。限られたスペースに商品が所狭し……ではなく、逆に商談スペースが広々と確保されているのが特徴で、そのあまりの潔いレイアウトに、一瞬戸惑うほどだ。
「扱っている商材の数をお見せするのではなく、提案したいのはお客様の好みや暮らしにとって“ちょうどいい”設備や資材です。そしてそれを肌感覚で知ってもらうこと。頭でこういうものが好みと思っても、実際に見てみると意外に違うものを気に入るということはよくあります」
 そう語るのは、エコキューブ事業部リノベーションプランナーの伊藤喜功夫さん。ショールームには人気モデルを最低2つは用意し、キッチンならキッチンの特徴を説明するだけでなく通路幅にも着目。最小寸法を75pとし、80p、90pと自分に合った最適な幅がわかるように提案してくれる。ショールームの奥にはメーカー違いの洗面台が3台、メーカーもサイズも異なるバスルーム2室、トイレ1室があり、単なるメーカー比較ではなく、そのスタイルのサイズ感がつかめるようになっているのだ。収納も「布団を入れるなら奥行75pは必要で、ここにある収納は……」と、数値をきちんと説明してくれるので感覚をつかみやすい。
 さらに「見た目」だけではなく、下地の大切さを伝えるべく床、壁、天井に断熱材を敷き詰めた一室も設置。見えない部分が見える安心感と、築年数が古い物件にある結露やカビへの不安が解消されるのも嬉しい限りだ。どこにお金をかけてどこを抑えるか、頭の中が整理されて夢と現実の寸法がしだいに見えてくる。帰りに目黒通りでジャストサイズの家具探し。そんな余裕も生まれそうだ。

Photo

建具や床材は無垢以外も用意し、質感や価格、好みなど方向性をチェック。

Photo

他社製品の洗面ボウルの大きさや洗面カウンターを、同じ環境下で比較。

Photo

左/オリジナル開発の高性能リノベーション下地「エコキューブ」を再現。
右/キッチンの通路幅は75p。背面カウンターを前後させて、自分にとって“ちょうどいい幅”が見つけられる仕組み。


Photo

インテリックス空間設計ショールーム

東京都目黒区鷹番1・1・10
TEL 0120・55・3927
OPEN/10:00〜18:00
CLOSE/日・祝・夏期休暇・年末年始休暇
ACCESS/東急東横線「学芸大学」駅