Web版ショールーム探訪Hi-Ceramics BISCUIT(平田タイルショールーム/ハイセラミクス・ビスケット)

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ステンレスキッチンを究める 知る人ぞ知る駅近の穴場


デザインや機能に優れたタイルがズラリ。「こんなこともできるの?」
と魅せられる人続出のスタイリッシュ空間が現れた。

text_ Haruko Hamahori photograph_ Nobuyuki Umeda

「中野坂上」駅の地下通路を歩くこと約5分。複合ビル1階の一角に、スタイリッシュなタイルに彩られた平田タイルのショールームがある。オープンは2013年7月。新築やリフォーム、特に後者を検討している人が多く訪れ、好奇心をくすぐられてふらっとドアを開ける人も少なくない。
 ガラス張りの約40坪のワンフロアには、海外の水まわり設備機器が一部展示されているが、主力はデザインタイルで、明るく開放的な空間は床も壁もタイルづくし。タイルのデザイン性、アート性に惹かれて、まるで名作絵画を鑑賞するようにまじまじと眺めてしまう。
「世界のトレンドを反映したデザインセラミックタイル『ハイセラミクス』を中心に、個性豊かなハンドメイドセラミックタイル『ビスケット』、住宅用外壁タイル『サンクレイ・タイル』をほぼ網羅しています。ご覧いただくだけではなく、こうすることも……」
 とおもむろに壁に掛っていたタイルのサンプルを外す、ショールームスタッフの山崎智子さん。違う柄や色、まったく異なるテイストを組み合わせて自分独自のパターンをつくり出す。そんなタイルの醍醐味をぜひ体感してほしいと語る。
 1919年の創業以来、タイルと水まわりのリーディングカンパニーとしてあり続け、ヨーロッパのトレンドもいち早くキャッチしているのも見所。スペイン人プロダクトデザイナー、パトリシア・ウルキオラ氏や陶芸作家、伊藤五惠氏がデザインしたタイルなど「つくり方の時流」にのったタイルも人目を引く。またタイルの悩みの種と見られがちな目地に着目し、12色のカラー目地を独自に展開するなど、タイルの魅力を多角的に紹介。「タイル=住宅建材」ではくくれない、遊び心とファッション性があることに気づかせてくれる。石や木材などのテクスチャーもリアルに再現でき、メンテナンスもフリー。住宅におけるタイルの活用の場は多く、それを叶えるタイルがここには無数に並んでいる。

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壁に掛っているサンプルは、比較検討しやすいように、簡単に取り外し可能。

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左/パトリシア・ウルキオラ氏による幾何学模様のタイルは注目度大。右/環境負荷が少なく、接着剤不要の外壁タイル「スマートフック」。平田タイルの特許技術でリフォーム時におすすめ。

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実は左右同じタイル。目地の色を変えるだけで印象が一変する。

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中野坂上のハーモニースクエア(ハーモニータワー)の一角にある。


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平田タイルショールーム/ハイセラミクス・ビスケット

東京都中野区本町1・32・2 ハーモニータワー1階
TEL 03・5308・1130
OPEN/10:00〜17:00
CLOSE/水祝、夏期休暇、年末年始休暇
※2/1より日曜も営業(予約制)
ACCESS/大江戸線・丸ノ内線「中野坂上」駅